スピグルメ標高死海女子仕様(´;ω;`)
イスラエル、世界最大の観光地と言っていい所ですよね。世界の人口の半数強が一神教徒、ヤハヴェつながりなんですから。
でも、一般的なイメージはテロとかパレスチナ問題とか…イスラエルに旅行に行くと言って返って来た反応の約半数は「死ぬの?」でしたもんね。帰ってきたら「生きてたの?」って。
でも、イスラエル。すごーく潜在的女子力の高い国なのです。街並みも、実は意外とキレイですよ(遠景限定)。キャッチの写真は宿泊したガリラヤのホテルのベランダから。
まずは、イスラエルの最大最強の「女子力」をご紹介しましょう。
イスラエルはユダヤ教徒の国。宗教というメッシュで人が集まってる所なので、人種的には基本バラバラです。それでも、イスラエル国民には顕著な身体的特徴があります。
それは…
メタボがいない‼
この一点に尽きます。いやほんとマジです。びっくりしました。身長は欧米人より小柄ですが、太ってる人が本当にいないです。
理由はすぐに分かりましたね。イスラエルグルメですよ。じゃん。野菜、多いですね‼
そう、イスラエルは中東最大級の農業立国なんです。砂漠ばっかなのになんで?と思いますが、そこは賢いユダヤ人、点滴灌漑なるものを考案して、乾燥したカラカラの土地に水を行き渡らせています。写真にあるヘンなホースみたいな奴ですね。
あとはキブツなるものがあり…。その昔、帝政ロシアに迫害されたロシア系ユダヤ人が逃れてきて、集団農場を作りました。生産的自力労働、集団責任、身分の平等、機会均等という4大原則があって、ま、かなり共産主義的。この農場がまだ全然アクティブで、美味しいお野菜を提供してくれています。
日本のより、味が濃くて風味のあるお野菜で、加えて味付けがしっかりしています。野菜だけでも全然満足!そりゃ、痩せますよねー。私も、旅行中牛のように食べましたが、1㎏痩せました!
あとキブツでは野菜だけじゃなく、酪農も手掛けています。チーズとかヨーグルトとか、結構種類が豊富なの、わかります?
イスラエルの乳製品、本当に本当にクセが無くて食べやすくて、美味しいです。私、牛乳大嫌いなんですが、イスラエルの牛乳はすっきりしていて、後味が全く残らないので全然いけましたね。ヨーグルトも絶品。嫌みな酸味やクセが、全くないですよ。
ただ残念なのが、チーズ。塩分きつめでしかもフレッシュチーズばっかり。塩入れないで発酵させれ、と思ったのですが、ハタと気が付きました。イスラエル、めっちゃ乾燥してるからそもそもカビないんだ、保存するには塩ぶち込むしかないんだ、と( ノД`)
あと気を付けて欲しいのが、日本では考えられないハーブ使いをしてくる所ですかね。例えば「ハーブon炭水化物」。フェンネルシードがごっそり入ったパン(同じツアーの方トライするも挫折)、シナモンライスとか(単体では吐きますがシチューをかけたら美味)。
ヘルシーグルメ以外にもイスラエル人の体形維持に関する意識の高さがうかがえるポイントがあります。
公園にトレーニングマシーンが置いてありました。公園、子供用じゃないんです。使い方分からなかったですが、日本のマシーンでは得られない効果が期待できるかも。
それに、標高海抜以下の町が多い所も、ポイント高いです。ガリラヤ然り、死海近辺然り、エリコ然り。土地が低い=酸素濃度が濃ゆいのですね。ずーっと酸素カプセルに入っているようなもので、お肌の毛細血管の血行が良くなるし、ターンオーバーが促されます!
後は言わずと知れた死海、ですかね。ここの塩はミネラル分が多くてクレオパトラも愛したとか何とか(多分ガセ)。そもそも塩分濃度が濃すぎるので、強制デトックス効果もあります。AHAVAにSABONにLALINEに、死海資源を活かした基礎化粧品メーカー、地味に多いですよね。
それに、化粧品といえば死海資源だけじゃなくて、良質のオリーブオイルを活かしたものもありますよね。言わずと知れたガミラ・シークレットです!
でも、イスラエルのお土産屋さん、本当に残念!宗教グッズ(十字架とか聖人のお人形とか、お祈り用の香油とか、どうでもいい…)しか売っていないんです…。イスラエル地場の化粧品とか、オリーブオイルとかワインとか女子が好きそうなお土産を一括して置いてある所が無いという(-_-メ)
あとは、そうですね…スピリチュアル的にも、(当たり前ですが)ポイント高いですよ!
まず、嘆きの壁。本文でもご紹介していますが、今や宗教問わないお祈りスポットになっています。嘆きの壁で祈るときには、願い事を書いた紙を壁の隙間に差し込むんです。単に手組んでお祈りするんじゃないんです。こうした「行為」が伴うのは、楽しいですよね。絵馬みたいで。
イスラエルですから。
日本語でどんな恥ずかしいこと書いても誰も読めないのも、ポイント高いです♡
後、そうですね…私行きませんでしたけど、ベツレヘムのラケル廟とか、恋愛&美容にご利益ありそうな気はしますね。
ラケルは創世記に出てくるヤコブの愛妻。ヤコブは美人でスタイルの良い彼女を手に入れるために伯父の下で7年間働きますが、騙されて見た目がアレな姉のレアを掴まされてしまうんです(´;ω;`)
それでも腐らず加えて7年、苦節通算14年働いて彼女を手に入れました。
14年も指一本触れさせず指くわえたまま働かせるとわ…てか14年間もお預け食らわせたらお相手だってそうそう旬の時期は過ぎてるでしょうに。ラケル、どんだけキレイでセクシーな女性だったんでしょうね!
それに、ベツレヘムはルツとボアズが出会って結ばれた町でもあります。ルツはダヴィデ王の曾祖母。子供が無いまま未亡人になった後、ユダヤ教徒の姑ナオミに従ってベツレヘムに来た女性です。
特に美人でもなければ当然適齢期でも無かったはずですが、姑ナオミとタッグを組んで「心映えの良さ」という玉虫な資質をフルにアピってボアズを篭絡(ベッドにもぐりこんだんです!)、玉の輿に乗ったクレバーな女性です(^_-)-☆
あと、イスラエルは聖書繋がりだけではなく、タロット占いや星占いにも縁があります!
これらには、ユダヤの神秘主義思想である「カバラ」の考え方が色濃く反映されているんです。タロットカードにはエデンの園に植えられている「生命の樹」なんてスプレッドもありますね。
こういうの、もっと前面に出せばいいのになあ、と思います。巡礼以外の観光客呼べそうな観光資源があるのに、活かせていないです。婚活&恋活ツアー、その気になれば全然組めるんですよ。
ヘルシーな料理食べてトレーニングして痩せて、天然酸素カプセルと死海でお肌ツルツルにして、タロット&占星術で「運命の人にいつ会えますかー」とかって占って、ラケル廟@恋町ベツレヘムに行って、メッカ、じゃない、エルサレムは嘆きの壁でウキウキ祈る。お土産はガミラシークレットで帰国後もキレイをキープ。
そいで彼氏が出来たり結婚出来たりすれば、もっと観光客増えるのになあ、と思います。
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